沖縄県 宮古島のダイビングポイント
みなさんこんにちは!海講座のしゅんです!
沖縄にはさまざまな離島があります!その中でも地形派ダイバーに人気な宮古島のダイビングスポットについてご紹介します!
宮古島について
皆さんこんにちは。
観光でとても人気な沖縄の島の一つ『宮古島』のダイビングについて紹介していきます。
宮古群島は、北東から南西へ弓状に連なる琉球弧(りゅうきゅうこ)のほぼ中間にあって、北緯24度~25度、東経125度~126度を結ぶ網目の中に位置しています。沖縄本島(那覇市)の南西方およそ300km、石垣島の東北東およそ130kmの距離にあり、島全体がおおむね平坦で低い台地をなし、 最も高い横竹山地で114mです。
地層はほとんど隆起サンゴ礁の琉球石灰岩からなり、砂岩と泥板岩が重なり合ったブロックで形成されています。土壌は弱アルカリ性または中性に適し、総面積の52%(約1万2千m²)が耕地面積です。
宮古島のダイビングスポット
ダイビングポイントは大きく伊良部島・下地島エリア、八重干瀬エリア、宮古島エリアの3つに分かれています。 ダイビングポイントが広範囲に点在しているので、年間を通じてどこかしらで潜ることができるのが宮古島の強み。
下地島・伊良部島エリア
魔王の宮殿
宮古島・地形ポイントの中でも抜群の知名度と人気を誇るポイント。
水深3m付近に開いた縦穴を20mまで潜降し、L字に曲がった洞窟を進むとたどり着くホール、それが魔王の宮殿です。 天井に開いた無数の穴から光が差し込んで、ホールの内部はブルーのグラデーション。 魔王というよりも神々しい雰囲気!フォト派にもオススメです。
アントニオガウディ
かの有名な建築家から名前をもらった壮大なポイント。その名の通り芸術的なアーチアーチが何重にも重なりあい幻想的な雰囲気。
一番下からの眺めが美しいのですが、ボトムが35mほどと少々深いので注意。
通り池
上記2つと合わせた宮古島・地形三大ポイントの一つ「通り池」。非常に不思議な構造となっていて、 下地島にある2つの淡水池に、海から洞窟を通って入り込むことができます。
洞窟から池に出ると、淡水と海水が混じり合ってできるケーモクラインと、水温差でできるサーモクラインが非常に幻想的。
Wアーチ
二つのアーチが重なり合い、角度によってハート型に見える可愛らしいポイント。 アーチ内はアカマツカサの群れや巨大イセエビが頻繁に見られます。
沈船イラブ
宮古島と伊良部島を往来する定期船が沈んでいる沈船ポイント。 水深は最大でも18mほどと浅いため、潜りやすく人気があります。周囲に群れるツバメウオも可愛らしい。
八重干瀬エリア
ハナダイコーナー
リーフの外側にあるため「白砂」「サンゴ」という印象とは真逆の流れが速く。ドロップオフに回遊魚という ダイナミックなポイント。濃い魚影が楽しめますが、それなりに流れるため上級者レベルのスキルが必要になります。
プロビデンス
八重干瀬エリアの代表的なポイント。
リーフの上には見事なサンゴの群生があり、その上をアカネハナゴイやキンギョハナダイ、デバスズメダイが群れています。 ウメイロモドキの群れもよく見られ、時にはナポレオンやイソマグロが登場することも。
ホワイトシティ
なだらかに深くなっていく一面の砂地。パウダースノーのような美しい白砂なのでまるでスキーのゲレンデを見ているような 錯覚に陥る癒し系ポイント。一面の砂地ですが外洋に面しているためウミガメや回遊魚などが突如現れることもしばしば。
宮古島南側エリア
コーラルガーデン
巨大なユビエダハマサンゴがあり周囲にはスズメダイやハナダイが群れます。初心者からゆったり潜れるポイント。
七又アーチ
複雑に入り組んだアーチの隙間から光が差し込み非常に幻想的。このエリアの代表的な地形ポイントです。
牛さんありがとう
牛の像が目印になっていることから付いたポイント名。狭い入口から洞窟内に入ると広いホールになっています。 見上げると上部から光が差し込み、岩と岩の間にはハゼやウミウシなどが豊富に見られます。
まとめ
宮古島のダイビングポイントは、深いポイントが結構多いのが現状です。もちろん浅めのポイントもありますが、人気のあるポイントのほとんどが水深25m~30mまで潜行していきます。3大ポイントと言われている魔王の宮殿・通り池・アントニオガウディーなどに潜りたいのであれば出来れば以下の3点を克服して頂くと100%ダイビングポイントを味わって頂けると思います。
中性浮力・エアー管理・耳抜き
また、ボートからのエントリーが基本となるので船酔いしやすい方は酔い止めなどを服用することをオススメします。
宮古島へ訪れる際は、ぜひダイビングも楽しんでみてはいかがでしょうか?