マンタとは?

マンタには『オニイトマキエイ』と『ナンヨウマンタ』の2種類がいます。
この2種類の主な違いは大きさです。オニイトマキエイの体格幅は6〜8m、ナンヨウマンタは5m以下です。
この石垣島に生息しているマンタは『ナンヨウマンタ』です。

性格は温厚で、好奇心が強く、あまり警戒心が強くありません。
しかし、神経質な面もあり進路の邪魔などをすると逃げていく事もあります。

石垣島 川平のマンタについて

石垣島でもマンタを見られるポイントが存在しています。
一番有名なポイントが石垣島 川平石崎です。
石垣島の川平石崎にある『川平石崎マンタスクランブル』は海講座創業者 現会長 園田真が発見、開拓したポイントです。
このマンタスクランブル周辺には様々なマンタポイントが存在しており、世界有数のマンタのクリーニングステーションとして有名です。
石垣島周辺には約2000体以上のマンタがいると言われています。その中でも川平石崎が有名です。

石垣のマンタについてはまだまだわからないことがたくさんあり、「なぜ石垣島にはマンタがそんなに集まるのか?」、「 なぜこの場所なのか?」などあると思います。

マンタが川平に集まる理由の一つとして言われているのが、「クリーニングフィッシュ」の存在です。
石垣島川平には手付かずの珊瑚礁が広がっており、その珊瑚礁の中にはたくさんの小魚が生息しています。
その小魚の中に、いわゆるクリーニングフィッシュと呼ばれる『ホンソメワケベラ』が生息しています。
マンタがホバリングしている根にはこのクリーニングフィッシュが生息していて、マンタはホバリングをしながら体についた寄生虫を取ってもらったり、傷を治していると言われています。

マンタを見る際の注意点

ポイントの概要

  • 水深
    • 10m~25m
  • 流れ
    • 時に強く流れる
  • 地形
    • 水底は砂地で起伏にとんだ岩盤があり、
      アーチやクレパスもあるたくさんの隆起した根をマンタが好む。

特徴

  • マンタの遭遇確率が高い。
  • 透明度が高い。
  • 水深が浅い。
  • ホバリングしている為、じっくり観察が出来る。

マンタを見る際のルール

  • マンタがホバリングする根の上に入らない。
  • マンタの下に入らない。また、上に入らない。
  • マンタを追いかけたり、触ったりしない。
  • 先にマンタを見ているダイバーの前に入ったり、横切ったりしない。
  • 中層をフワフワしない。

マンタ保護のためにもしっかりルールを守ってダイビングを楽しみましょう!

石垣島のマンタのシーズン

  • 4月~5月
    • 季節の変わり目で、風向きが安定しない時期です。
      ポイントへは7割程度の確率でポイントに行く事が出来ます。
  • 6月~9月
    • 梅雨が明けて南よりの季節風で安定します。
      台風など事がない限り、ほぼ毎日ポイントに行く事ができます。
  • 10月~11月
    • マンタの数が多いマンタシーズンになりますが、台風や季節風などで風向きが変化しやすい時期です。5割程度の確率でポイントに行けない事があります。
  • 11月~3月
    • この時期は季節風の北風が強く吹く時期の、ほとんどポイントに行く事が出来ません。

確実にマンタが見たいという方は、安定してポイントへ行ける6月〜9月の間
2日以上ダイビングの日程を、組んで来られることをおすすめいたします。

川平石崎マンタスクランブル